何か知りたい時、本を手に取りますか、スマホを手に取りますか?
スマホやタブレットを真っ先に手に取ることが多い気がします。いつでも身につけ、持ち歩いていますものね。サクッと知りたいことに瞬時にアクセスできますし。こちらが探さなくてもAIが気を利かせて、こちらが欲しそうな情報を並べて見せてくれます。
そういう時、自分の姿勢ってどうなっているでしょう。前のめりになり、目線は下にさがっている。手にスマホやタブレットを持ちますから肩も内に巻いている。
それがむしろ自然な気がします。集中してしまいますから。ありとあらゆる情報が手のひらにいくらでも集められます。面白いし、止まらない。
気がつくと、肩が凝っている。首が痛い。目も疲れている。呼吸も浅くなっている。
これはもう現代人なら私も含め習慣化している気がします。
根本的な対策は、手放すことでしょう。でもそれはなかなか難しいですね。ささやかな対策として私は、頭の位置をたまに意識してみています。
両耳の位置からそのまま頭のてっぺんに線を結ぶ。線が結ばれたてっぺんの位置が首の上に乗っかるようにする。だいたいてっぺんが首より前にきていることが多い。それを首の上に乗っかるようにする。それにはコツがあります。両目の真後ろの後頭部に目を移動させるようにイメージする。後頭部に目がありそこから見ているイメージです。すると顎が少し引けます。
自分の頭の位置をニュートラルに戻す。
首や肩への部分的な負担が分散されます。
前のめりな意識も少しニュートラルに。呼吸も深く吸えます。
スマホやタブレットはもはや習慣です。なので戻す習慣も作りたいなぁと思います。
文と写真:森川陽介
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