こんにちわ。
9月に入り、少しお天気が落ち着いたかと思いきや、
今度は台風の到来です。
皆さん、お身体いかがでしょうか。
先日、私は、渋谷に行きました。
沖縄県民栄誉賞を受賞した歌手の展示会へ行きました。
ちょうど、彼女のデビュー、ブレイクと同じくらいに10代を過ごしたので、
彼女の存在や、歌声に励まされたり、共感したり、
それはそれは非常に大きな影響を受けました。
彼女は、ブレイクして間もなく、引退について考えながら仕事をしていた。
とおっしゃっていました。
そのために逆算しながらお仕事をしていたことに
私は、彼女の偉大さや責任感の強さを再認識せざるを得ませんでした。
鍼灸の道を25年歩み続けたら、名人の部類に位置するでしょう。
30年、40年、鍼灸の道を進むのは、珍しくありません。
引退は、自分で決めるものであって、この職業は、死ぬまで
ずっと生業にできる仕事だと思っています。
25年後は、どんな自分を描きますか。
毎日何を鍛錬して、1か月後には何を習得して。
3年後、5年後、10年後は自分はどうなりたいのか。
いいえ、どうなっているのか。
それをいつも頭にふまえて、業をなすこと。
考え出すと、いーっとなりそうですが、
「一番、それが、理想の鍼灸師としての近道であり。
有意義な毎日の過ごし方であるんだよ。」と、
彼女が、最後に教えてくれたメッセージのような気がしました。
自分の在り方を見つめ直すことは、時に苦しかったり、
面倒だったりします。
ただ、立ち止まって、考えることも大事なことかもしれません。
なまけていた自分の襟元を正された気がしました。
25年間、第一線を走り続けていた、体力、精神力に
私は頭が上がりません。
プロとしての確固たる姿勢がうかがえます。
私も、彼女を見習って、しなやかな軸のある
かっこいい鍼灸師を目指します。
まずは、毎朝の腹筋から始めようと思います。
有言実行。
頑張ります。