国立新美術館

みなさん、こんにちわ。

だいぶ、暑さもやわらいできましたね。

あと、もう少しです。

一緒に乗り切っていきましょう。

先日、私は、乃木坂の美術館へ行ってきました。

日本の漫画の原画展が開催されています。

独特なポージング。

色の使い方。

印象に残るセリフ。

どれをとっても、目を奪う作品です。

1ページ、1ページをめくるのにとても時間がかかります。

丁寧に、丁寧に、物語はつむがれていきます。

1回1回がもったいないくらいじっくり読みたい漫画です。

週刊少年ジャンプから連載されており、

連載30年を迎えるそうです。

国立美術館で開催される漫画家の個展は、

手塚治虫さんに続いて史上2人目だそうです。

私は、この漫画の存在をずっと存じていましたが、

なかなか拝読する機会がなく、

成人になってようやく手に取りました。

物語は、とても興味深く、それぞれのキャラクターが、

生き生きとしている空間に心を打たれました。

もっと早く出合っていれば!

人生がさらにパワーアップしたかも。

なんて思いました。

「明るい正義だけでなく、悲しい正義もあることを

少年、少女、それから、いろんな人に知ってほしかった。」と、

作者はお話ししていました。

たとえ、その瞬間が、悲しいことだったとしても、

未来に続いたときに、それはとても意味のある正義なんだと

分かってほしいともおっしゃっていました。

正義や、勇気を軸に展開されています。

単純な私は、この一言で、ズーンと響いてしまいました。

鍼灸治療でいうところの、ひびきを得た。

と言ってもいいかもしれません。

物事には表裏があります。

多面的と言ってもよいかもしれません。

いざ、その場面に立ち会うと、その部分しか見えなくて

悲しんだり、悔やんだり、嘆いたりするかもしれません。

ただ、反対方向から見てみたり、逆算したり、

ひと呼吸置いてもう一度そのことについて見つめ直すと、

自分にとって大事な境遇だったりすることもあります。

鍼灸や、マッサージを受けること。

痛みがあることで、早く取り除きたい、楽になりたい。

と感じることが本望だと思います。

ただ、その痛みによって、もしかしたら、自分の生活に

無理をしているんじゃないかという、警告だったりするわけです。

「寝不足じゃないの?」

「食事はきちんと食べてるの?」

「身体を動かしているの?」

そのような、身体の声が、痛みとしてあらわれます。

つまり、痛みは大事なお知らせなのかもしれません。

痛みがすべて悪とは言えないかもしれません。

物事にはすべて意味があるかもしれないし。

もしかしたら、まったーく意味がないかもしれません。

ただ、そのように多面的に物事をみつめることにより、

少しだけ、ほんの少しだけ。

心も身体も楽ちんになるとしたら、

色んな角度で物事を感じる力を身につけることも

大事だと感じています。

実際はなかなか難しいですけどね。

原画展は、とても見ごたえがありました。

気づいたら、3時間以上は滞在していました。

作者の渾身をこめた原画はさらに生き生きとしていました。

主人公も。主人公をとりまく愉快な仲間たちも。

プロレスでいうところのヒール役も。

みんな、みんな、みーんな。

前向きに輝いていました。

意味もなくポージングをとりたくなる1日でした。

10月1日まで開催しています。

お時間のある方はぜひともお勧めです。

よい芸術の秋になりますように。

 

 

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