白露 はくろ 2025 益軒養生法の秘訣

9/7は二十四節季の白露です。かつては秋に入り、夜中に大気が冷えて朝には草木の葉に露を結ぶ頃でした。が、近年の温暖化で、この時期でもまだ35℃前後の暑い日が続き、まるで8月上旬の気温ですね。150年前の江戸の頃には考えられない事だったでしょう。

そんな江戸時代前中期に活躍した本草学・儒学者である貝原益軒先生がいます。寛永7(1630)年生~正徳4(1714)年没。以前にも少し紹介しましたが、先日8月27日が命日でした。「養生訓」という健康指南書が有名で当時のベストセラー。現代でも人気の書物で、ご存じの方も多いのでは。自身で養生法を実践し、当時人生50歳と云われたなか、70歳を過ぎてから多くの書物を著し、84歳で生涯を閉じました。

その養生の秘訣は「生活環境と精神を良い状態に保ち、病になる前に防ぐ」こと。まさに現代でも、大切だと言われている事ですね。近年、心と身体について語られる事が多いですが、江戸時代にそれを指摘していることがスゴイです。

 

文と写真:黒澤淳

**********

私達 元氣計画治療院は、港区新橋と文京区千駄木にある鍼灸指圧マッサージ治療院です。スタッフ全員が安心安全の専門家 厚労省医療系の国家資格を取得しており、皆様の健康維持のお手伝いが出来るよう日々努めております。

**********

 

関連記事

  1. テレビのご案内 その2

  2. 西表島

  3. ほおずき市ありがとうございました。