雨について

みなさん、こんにちわ。

暑さが落ち着いたと思うと、今度は、雷雨。

今度は湿度120パーセント。今度は、カンカン照り。

なかなかなにぎわいの気候が続きますね。

体調いかがでしょうか。

雨。と聞くと、みなさんはどのような気持ちになりますか。

私は、雨か・・・。憂鬱だなぁ。と、どちらかというと、

マイナスのイメージを抱いていました。

最近は、雨が降っても、そっかぁ雨かぁと風情さえ

感じるようになりました。その違いは何でしょうね。

一つの物事には、表と裏があります。

東洋医学的には、陰陽と言う言葉で表します。

例えば、男性が陽。女性が陰。左手が陽。右手が陰。

山が陽。海が陰。子供が陽。成人が陰。など、すべてに陰と陽が含まれています。

どちらがよくて。どちらが悪い。とは一概に言えません。

お互いが関わりあって、一つの物事が成立します。

それぞれに良さがあるわけです。

雨は恵みをもたらします。古くから五穀豊穣を願って、雨をお祝いしたりもします。

また、雨は、古神道の考えで、禊ぎ、祓いの意味も含まれています。

雨が降ると心がなんとなく落ち着いたりしませんか。

それは、雨によって、お身体や気持ちを浄化している時間に

なっているそうです。

雨にも晴れにもそれぞれに意味が含まれています。

そんな風に多面的に物事を考えていくと、

雨という気候にマイナスイメージを抱かなくなりました。

反対に異常な暑さにも何か意味があるかもしれませんね。

ふと立ち止まって考えるきっかけになるでしょう。

痛みも同じように、「無理していませんか?」という問いかけだったりします。

全ての痛みを消し去るのではなく、その痛みについて、

お身体に向き合う時間を作ってもよいのかもしれません。

雨の日も、晴れの日も、どんな日も大事だなと思うことがあります。

大きな災害などを別にして、それぞれに考えを寄せる時間を作って

もよいのかもしれませんね。物事を多面的にみて考えることは

大事だと思います。

先日溜池山王駅近くの日枝神社に行きました。

すがすがしい風が吹き、空は、とびぬけた青空でした。

それだけで、体が緩むのを感じました。

気づくと深呼吸していました。

まだまだ残暑は続きます。

お身体をどうぞお大事になさってください。

 

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