みなさん、こんにちは。新橋院の山口です。
今朝出勤時に、今日はお休みだった妻が買い物があるというので一緒に駅まで歩いていました。
家を出ると地面がうっすらと濡れていて、「雨が一瞬降ったんだな」と会話していたのですが、視界にチラホラと何かが入ります。
おや?と思っていたら雪でした。
晴れ間が見えるのに雪が冷たい風に遊ばれて横殴りに飛んでいきます。
ですがよく見ると雪だけではなく、雨も少し混ざっている感じでした。
空の青さと風に舞う雪とまっすぐに地面に向かう雨粒……。
白い息を吐きながら、僕らは手をつなぎ幻想的な天候の中を駅に向かって歩いています。
そして僕はこの天気を『ゆめ』と名付けることにしました。
『雪雨』と書いて『ゆめ』。雪のような雨のような天気。
ポケットから出した手が一瞬でかじかむほどの寒さの中で、少しだけ心が温まった今朝の出来事でした。
新型ウィルスだインフルエンザだと厳しい中でも、自然は時に僕らに微笑んでくれます。
世の中悪いことばかりじゃありません。
ゆめのような素敵な景色や良いことに目を向けて、明るい未来を想像して過ごしていきたいものです。