8/7は二十四節気の立秋、暦の上では秋の始まりです。とは言えまだまだ夏の暑さがつづきますが…お身体の不調を招く原因にあげられる「自律神経の乱れ」特に緊張状態から抜けでられない方が多いように思います。この緊張状態の程度を知る一つの方法に心拍数の計測があります。緊張状態にあるときには、心拍数が高い傾向にあります
心拍数とは、1分間に心臓が拍動する回数のことで、心臓が血液を全身に送り出し、酸素や栄養を細胞に届ける状態を示し健康状態を示す重要な指標です。心拍数が安定しているときは心臓や自律神経系が正常に働いている証拠であり、心拍数が異常に高い・低い状態が続く場合には、身体に不調かもしれません。
心拍数の測定方法は手首(橈骨動脈)や首(頚動脈)での脈拍を手で確認する方法があります。
・人差し指と中指で脈が触れる場所を軽く押さえる
・15秒間の拍動数を数えて4倍する。可能であれば1分間正確に測定し、リズムの不規則さも確認できると良いでしょう。
・脈の打ち方が「バラバラ」「飛ぶ感じがある」など、リズムの乱れがある場合は不整脈の可能性もあるため、医療機関での検査が推奨されます。
スマートウォッチを利用している方は、心拍数測定機能が付いてるものが多く手軽に測定できます。活用されている方も多いのでは。
正常な成人(20〜64歳)の安静時心拍数は一般的に60〜100回/分と言われています。安静時心拍数とは「起床後・食事前・5分以上安静にした状態」で測定したもので、 運動直後や食後は数値が高くなるため除きます。
また運動中などは心拍数が上昇します。年齢別の最大心拍数の目安は「最大心拍数=220-年齢」と言われています。
心拍数は様々な要因により変化します。運動中や緊張、強いストレスを受けている状態では交感神経が優位になり、心拍数は上昇します。リラックス時や睡眠中は副交感神経が働いて、心拍数は自然に低下します。
心拍数が極端に高すぎる状態を頻脈(ひんみゃく)、低すぎる状態を徐脈(じょみゃく)といいます。
頻脈の時に現れる症状は、動悸(どうき)を感じる、息切れ、目眩やふらつき、胸部不快感 など
徐脈の症状は、全身の倦怠感、立ちくらみや頭がぼーっとする感じ、失神 など、があります。
継続的に心拍数の異常が見られる場合、病気が関係している可能性があり、代表的な疾患としては、
不整脈(心房細動、上室性頻拍など)、甲状腺機能異常(亢進症や低下症)、心不全、脱水症状や電解質異常などがあります。
自分で行うセルフケア方法は?
定期的に心拍数を測定してみて、高めだな、と思ったら…
まずは静かな環境で、椅子に座るか横になり、ゆっくりしたペースで深呼吸をします。その際に、吸う時間より吐く時間を長めにします。心の中で心臓がユックリ拍動しているとイメージ誘導するのも良いでしょう。更に深めるには「自律神経訓練法」があります。これは、心臓を含め、手足、腹部、頭部など、身体全体がリラックス出来るようにイメージ誘導する方法です。
就寝前や仕事中なら休憩時間などに試してみて下さい。
また、お身体の緊張と心の緊張は連動していると言われています。鍼灸マッサージで、お身体の緊張を取り除くことで、心拍数安定させストレス軽減・自律神経の乱れを、さらに改善方向に!!
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文と写真:黒澤淳
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